【作製】 ストライクウィッチーズ2 エーリカ・ハルトマン カラーレジンキット 【電撃屋】
カラーレジン製組み立てキット
ノンスケール :全高約17センチ
商品内容 :エーリカ・ハルトマン本体(パーツ数22)・デカール
原型製作 :yr?(卓球模型)
Wonder Festival 2012[冬]の卓球模型ブースで販売されたガレージキット「エーリカさん」。
そのロr・・・もといマジ天使な可愛さに誰もが魅了されました。
そんなエーリカがカラーレジンキットとして電撃屋で販売。
遂に私の手元にも届いたということでさっそく作製しました。
以前にもキャラグミン ぷよぷよ!!を作製した私ですが、
今回は『作製』と『レビュー』で記事を2つに分けてみました。
ということでこの記事ではエーリカさんの作製の様子をお届けします。
完成したエーリカだけ見たいんだ!という方はレビュー記事へGOだ!
それでは作製スタート!
始めに言っておきますが私はガレキ作成に関しては初心者です。
今回の記事も初心者による初心者のための記事、そんな感じの内容になっております。
ということで熟練者の方々・・・もし見ていましたら温かい目で見てやってください・・・
まずはパッケージのご紹介。
シンプルなデザインが実際のガレージキットのパッケージのよう。
そして開封。
パーツ・デカール・完成見本の用紙・パーツリストの用紙。
実にシンプル。
説明書は封入されていません。
さて、お次は今回エーリカ作成にあたって仕様する道具類をまとめましょう。
まずは工具類。
接着剤やカッターやニッパーや紙やすりなど・・・まあ一般的なもの達です。
少しピックアップしますと・・・
●wave 黒い瞬間接着剤
通常の接着剤より硬化が遅いので汎用性が高い。黒い液体というのも特殊。
●wave AL・ライン(1.5mm)
接続部分に使用。
●wave C・ライン(1.5mm)
仕上げの持ち手として使用。
●ガイアノーツ G-06 フィニッシュマスター
塗装のはみ出しの修正に使える。汎用性が高い。
●ガイアノーツ G-04 NY.綿棒
爪楊枝の先に綿棒がついた感じ。細かいところにも使えて便利。
こんな感じ。
まあ極端に言えばニッパーと接着剤だけでもOKですけども。
お次はパーツ洗浄に使ったもの。
百均のタッパー・ポリデントがメインです。
そして仕上げに使用したもの。
塗装に関しては今回はガンダムマーカーのみで挑戦してみました。
「ガンダムシルバー」「ガンダムレッド」「ガンダムイエロー」「ガンダムホワイト」
「ガンダムブラック」「スミ入れ用ブラック」「スミ入れ用ブラウン」「リアルタッチブラウン1」
「消しペン」「ぼかしペン」を用意。
さらに今回はタミヤ ウェザリングマスターG・Hセットも用意してみました。
こちらは完成品フィギュアのアクセントにも使えるのでとりあえず持っておくのもオススメ。
発砲スチロールは塗装などを乾燥させるのに重宝します。
最後、『フィギュアマニアックス 2012 SUMMER』。
このエーリカさんは本誌の誌上通販でもあったのです。
このフィギュアマニアックスには原型製作したyr?氏による
エーリカさんの組立・塗装HOW TO記事も掲載されており、説明書代わりになります。
7月に購入してから今日までずっと温めておりました。
さて、長い前振りは以上。
いよいよ組み立てに入ります!
①パーツチェック
しかしまずは落ち着いて。
不足や不良が無いか、パーツチェックをしましょう。
何気にこれが一番大事な作業です。
それにしても綺麗なカラーレジンだこと・・・
②パーツ整形
それでは作業に入りましょう。
最初にするのはパーツの整形。
ニッパーやカッターを使用してゲート処理、ペーパーで表面の処理をします。
画像は手入れを何もしていない状態。
(ゲート・・・キット生産時にどうしても付いてしまう湯口)
こちらが処理後の状態。
パッと見でも綺麗になったのが分かると思います。
それぞれ比較。
今回のカラーレジンエーリカは目立たない部分にゲートが設けてあったため、
そこまで丁寧に仕上げなくても綺麗になる印象。
初心者にも優しい仕様です。
③パーツ洗浄
ポリデントにドボン。
しばらくして歯ブラシで慎重に磨きます。
ガレージキットでよく聞く「パーツ洗浄」ですが、
これは元から塗布されている離型剤や作業でついたカスや手汗を綺麗にするためです。
程よいところで自然乾燥。
離型剤による表面のヌルヌルした感じがなくなっていたら十分でしょう。
④デカール貼り
フィギュアの命とも言える顔。
でも瞳を綺麗に塗装するのは至難の業・・・
ということで味方になるのが「デカール」です。
簡単に言えばシールみたいなものです。
しかし貼り付け方が少し特殊。
貼り付けには水や水に溶かした木工用ボンドを使います。
デカールの使い方。
このデカール、水に浸すことで・・・
つるんと剥がすことが出来るのです。
これを少しづつ調整しながら瞳や眉の部分に貼り付けていきます。
それぞれしっかり貼り付けるとこんな感じに。
簡単に綺麗なお顔が作製できるのです。
デカール貼りは慣れるまでが大変ですが、
予備も4枚ありますし失敗してもいいやというくらいで臨んだ方が上手くいくものです。
⑤仮組み
果たして順番として正しいのかは置いておいて。
ここで完成形はどんな感じかなーというのを見るために仮組みです。
今回のエーリカのキットは結合部に補強のために穴を開ける部分があります。
ここにアルミ線を入れることで補強はもちろん、仮組みにも持ち手としても利用できます。
簡単に仮組みしたものがコレ。
おお・・・天使が生まれてきたぞ・・・
⑥塗装・仕上げ
上と同じ画像。
これだけで接着させても様にはなると思いますが、せっかくならきちんと塗装してあげましょう。
今回細かい部分塗装が多いのですが、ガンダムマーカーを選んだ理由にはそれもあったり・・・
ということで塗装したものがこれら。
かなり見映えが変わると思います。
制帽・ジャケットに使用したのはホワイト、シルバー、レッド。
ところどころにスミ入れブラックでアクセントをつけています。
キャラグミン ぷよぷよ!!ではポップなキャラクター達ということで肌の部分は特に手を加えなかったのですが・・・
今回のエーリカはせっかくの肉感的な造形ということでより生々しくしてあげましょう。
簡単に言えばお化粧。
使うのはタミヤ ウェザリングマスター Gセット・Hセット。
ついでにパンt・・・ズボンにも手を加えます。
そして出来上がったものがこちら。
どうです?
エロく・・・じゃなくてリアルになったと思いませんか?
この他にも髪やジャケット部分にも陰影をつけることで立体感を出します。
トップコートで表面をカバーさせるのも忘れずに。
塗装なしと塗装あり。
少しでも手を加えれば随分印象が変わると思います。
⑦組み立て
遂に最後の工程。
組み立て・接着させることでフィギュアを完成させます。
まずは頭。
きちんとくぼみが用意されているため難しくはありません。
接着剤がはみ出さない程度に組み立てていきましょう。
このように組み立てていくことで・・・
天使が・・・天使が降臨なさった・・・!
ここからは順序が大切。
ひとまず頭・ジャケット・胴体で分けます。
ひとまず頭とジャケットを接着。
頭&襟→ジャケットというように接着させると上手いこといきます。
お次は制帽。
こちらも穴を開けてアルミ線を仕込みます。
適当に差し込んでくるっと回して位置を調整。
制帽を外すことのできるギミックを仕込みたいため接着はしていません。
それでも割と安定します。
ということで上半身が完成。
実は手も接着させずアルミ線での固定のみです。
そして最後、胴体部とジャケット部の結合。
先に接着させずに右手に銃を持たせ、胴体部をはめ込むことで安定します。
そして私はこの部分も接着させずアルミ線での固定を選択。
だってこんな素晴らしい胴体造形が見えなくなるのは勿体ないでしょ!?
多少安定感に不安はありますが一応きっちりはまります。
このように幾多の工程を経て・・・
遂にエーリカ・ハルトマン完成!
ちなみに塗装なしと塗装あり。
初心者の適当仕上げでもこんなに見映えが違います。
台座は付属していなかったため、コトブキヤのメカニカルベースを使用。
足裏・台座ともに穴を開けてアルミ線で固定です。
ということで卓球模型のエーリカさんの作製記事は以上です。
完成形の詳細はレビュー記事で。
今回は「初心者にも簡単」という謳い文句のあるキャラグミンとは異なり、
純粋なカラーレジンキットだったのですが、サクサクと組み立てることが出来ました。
時間の合間をぬっての作製だったため完成に1週間かかってしまったのですが、
暇があれば1日ちょっとで出来るのではないでしょうか。
それほど素晴らしい出来のキットだと思います。
さあこのエーリカを手に入れた皆さん。
早く完成させましょう!
クリスマスに間に合わないぞ!
・・・もう遅い?
・エーリカ・ハルトマン カラーレジンキット レビュー記事へ
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